かなり前の日付けですが、ライフハッカー[日本版]にいい記事を見つけました。
「幸せをつかむコツは「がんばらない」こと:研究結果」というタイトルです。
最近仕事にしろプライベートにしろ、上手く行くようにいろいろ手を尽くしていたのですが、気ばかり焦ってちょっと疲れ気味だったところでした。
どこかに将来幸せになるためにという意識が働いているのでしょうが、結果として今を犠牲にしているんですよね。
この記事は、そうなる理由を分かりやすく説明してくれています。
そしてカリフォルニア大学バークレー校のChristine Carter博士という方の研究結果から、次のようなアドバイスを導いています。
「もちろん、何かを成し遂げたら大いに喜ぶのはかまいませんが、本当の意味での幸せがそこにたどり着くまでの過程を楽しむ気持ちから生まれることも忘れないでください。」
「人生は、人間が毎日体験する、ありとあらゆるささいな事柄で形成されています。そして、こうしたささいな事柄の中に幸せを見いだす方法を知ることこそ、幸せをあなたという器の中にゆっくりと満たしていく、一番簡単な方法なのです。」
このようなお話は、「今ここ」というブッダさんの教えとして、今までいろいろなところで読み聞いてきたはずです。
確かに「今ここ」に集中すれば不安や悩みも消え充実感を得られる、と頭では分かっていたはずなのです。
それなのに気が付くとすっかり忘れています。困ったものですね。
この記事は、「立ち止まってばらの香りを嗅ごう」という言葉とその意味を紹介して終わっています。
「Stop and smell the roses」というアメリカのことわざのようです。
いい言葉ですね。覚えておこうと思います。