今日あまり寝てなくて午前中の打ち合わせに行ったので、とても眠くて、帰りの地下鉄で最初から寝る体制に入りました。
帰宅時間前だったので車内は空いていました。
ウツラウツラしていたら、いきなりけたたましい音が。
非常ボタンというのでしょうか。誰かがそれを押したようです。
びっくりして社内を見回したのですが、何かが起きたふうでもなくいつもの静けさです。
地下鉄七隈線は車両が短いので、人が倒れでもしていたらざわついているはずです。
「非常ボタンが押されたので次の駅で止まります」というようなアナウンスがあり、次の駅で停車。職員の方が「気分の悪い方はいらっしゃいませんか」と叫びながら各車両を回っていました。
結局何ごともなかったようで、程なく発車しました。
私が東京に住んでいた頃の話ですが、電車に乗っていたとき、私の目の前で人が気絶して倒れたことがあります。
たまたま私が降りる駅に停車する直前だったので、停車してすぐに運転士さんのところへ行って状況を伝えました。
運転士さんと一緒に戻ってみると、倒れた人はホームのベンチに座って職員の方と何か話しているようです。
相当酔っていたようで、それで一瞬気を失ったみたいでした。
あのときは電車が駅に止まるタイミングだったのでよかったのですが、走っている最中だったら非常ボタンを押せたでしょうか。
人が倒れたら、びっくりして最初は「大丈夫ですか?」と声をかけるのでしょうが、非常ボタンまで気が回るかなぁ。
平和な日常に緊急ベルが鳴り響いたのをきっかけに、昔電車で起きた緊急事態を思い出してしまいました。