パソコンは、本質的には0と1の二進数の計算機なのですが、その計算機がこれだけ多くのものを生み出し、世の中を変えて行きます。
私は勝手に、パソコンは錬金術みたいだな、とイメージしていました。
個人で、これだけ違ったジャンルのアイデアを現実的に形にできるのは、パソコン以外ではあまりないように思います。
十年くらい前になりますが、Ruby on Railsが話題になっていたので、どのようなものか調べているうちに何か作りたくなって、バンドのコンサートカレンダーを作って公開したことがあります。
Railsはコードを自動生成してくれるのが特徴で、例えばScaffoldというアプリの雛形を作ってくれる機能があります。
これを利用して、カレンダーと連動させたものを作り、ユーザー登録をすれば、バンドマンは自分のコンサートを登録でき、お客さん側はマイページで希望する期間や地域のコンサート情報だけを閲覧できるような、簡単なものを作りました。
当然ながら大して使われることもなく、しばらくして公開するのをやめたのですが、そのときは自分の考えたことを実際にアプリにできるんだな、と感動したものです。
潜在意識のお話になりますが、私は心に葛藤があるタイプだと思っていますので、何かヒントを見つけるために心理学や脳科学の本をよく読みます。
本には自分と同じような人に向けて、その解決方法や実験結果などが載っていますので、それを試したくなるんですね。
パソコンにも同じようなところがあります。
話題になっているような技術があるとつい調べたくなって、それが面白いとわかると、ちょっと何かやってみたくなる。
今はさすがに作っている時間はないのでやりませんが、私の潜在意識とパソコンに対するスタンスは似ているなと感じています。
そのことを思いついてから、今日まで10本近い記事を書いてきましたが、自分の中では興味のあるテーマなので、もう少し考えてみたいと思います。