個人向けと法人向けとがあり、法人向けは匿名で使えることが大きな違いです

心の問題に携わる方が自分に適したアプリを選びやすいように、チャットアプリ「安心対話室」、「サポート相談室」、「ここたまサポートひろば」を比較するWEBサイトを作りました。

昨日から、その内容をこのブログでも簡単にご紹介しています。

三つのチャットアプリは、大きな違いとして個人向けか法人向けかというのがあります。

具体的にいうと、個人向けは「安心対話室」、法人向けは「サポート相談室」と「ここたまサポートひろば」です。

それでは個人向けでは何が必要で、法人向けでは何が必要か、という話になりますが、まず法人向けを作成した株式会社cocotamaさんが注目したのは、企業内のカウンセリングルームの利用率の低さということでした。

そこでcocotamaさんが考えたのは、若い人が日頃から使い慣れているチャットで、かつ自分が誰だか知られない仕組みで、カウンセラーに相談できればいいのではないかという点。

それを反映させて商品化したのが「ここたまサポートひろば」です。

どうやってその仕組みを実現するかというと、まず従業員全員が参加する導入セミナーを開催し、スマホに無料でダウンロードできるチャットアプリをインストールしてもらいます。

それが終わると、セミナーの時間だけ開放されているデータベースに、ニックネームでユーザー登録して行きます。

チャットの相手はcocotamaさんに所属している心理カウンセラーの方々。

心理カウンセラーさんはニックネームしか分からない相手、つまり匿名の相手とチャットをすることになるわけです。

この商品はEAP(従業員支援プログラム)ですので、チャットをするだけでなく、個人情報を削除した形で社労士さんなどがチャットデータを分析し、環境衛生カウンセラーさんが「ここたまサポートひろば」を契約している企業様に定期的に報告書を持参することまでが含まれます。

このように、専門家との連携によって職場環境の問題点を早期発見し、危機を回避することを目的としたプログラムとなっています。

※ビジネス特許出願番号2014-223545