昨日はデスクトップパソコンのハードディスクを取り替えながら作業をしていました。
以前、弊社のソフトを利用されているユーザーが、Windows 98やXPやVistaのように複数のOSに分かれている時期があって、そのときも取り替えながら動作チェックをしていました。
こういうハードウェアを直接触る作業は楽しく感じます。
昨日も書きましたが、あるミュージシャンの話として、レコーディングミキサーはコンピューターソフト化したものではなく実際にツマミやフェーダーを触る方がいい、というようなことを聞いたことがあります。
レコーディングスタジオにあるようなミキサーのフェーダーはとてもスムーズで、高級感のある感触だと思います。高価なオーディオアンプのボリュームのような・・・。分かりにくいですかね。
やっぱり音楽を作る側にいる人は、そういう部分も必要なんじゃないかと思ったりします。
話はちょっと逸れましたが、仕事道具に「モノ」としての実感があって欲しい人は結構いるんじゃないかということです。
なぜこんなことを書いているかというと、先日スマホがあればパソコンはいらないという議論が続いているという話をしましたが、その話にも関わってくるように思ったのです。
普通に考えて、パソコンにできることは、ほとんどスマホやタブレットでもできるようになると思います。
それでも心地よい打鍵感のキーボードとか、手にしっとり馴染むマウスとか、そのような気分が上がるモノがあることで創作や作業が進むのではないか。
ハードディスクを取り替えながら、そんなことを考えていました。