アイドルのように10代から職業が決まるということにちょっと考えさせられます

数日前、男性アイドルグループの嵐が活動休止を発表されましたね。

私は芸能界の話題に疎いので、休止の原因もメンバーの方がこれからどうされるのかも分かりません。

そんな私でも嵐はテレビでしょっちゅう見ていましたし、櫻井翔さんは夜のニュースで毎日のように見ていますので、国民的な人気グループということくらいは知っています。

このような大スターのアイドルや歌手が活動を休止したり引退したりするとき、いつもちょっと考えさせられてしまいます。

特にアイドルの方なんて10代でデビューして、20代を通して華やかな芸能界で活動されるわけですよね。

それに比べて、ほとんどの人は学生生活から就職して社会人生活を送ります。

私も小学生の頃はアニメの影響で野球選手になりたいとか、中学、高校の頃はロックスターに憧れてミュージシャンになりたいなんて思ったりしましたが、普通に社会人生活を送りました。

これがアイドルの人になると小学生、中学生でアイドルになりたいと思って本当になっちゃう。

そして大スターにでもなれば30代、40代をアイドルとして過ごす。

一方で私はこれまでを振り返ってみれば20代、30代、40代で本当にやりたいと思った仕事はすべて違いました。

その意味では10代に憧れていたことなんて、自分のことや社会のことをまったく知らずに思っていたことです。

本当にやりたい仕事とか自分が何に向いているかは、社会に出て何年か仕事をしなければ分からないんじゃないかと思います。

もちろんアイドルや歌手の方のほとんどが天職として全うしようとされているのでしょうが、活動休止や引退を発表される方がいると、いつもちょっと考えさせられてしまうというお話でした。