横着をしないで自分でやる気の出る方法を考えることにします

ここ数日、忙しかったので今日は仕事のやる気が出ませんでした。

こういうときはどうしたものかなとインターネットで調べていたら、「意志力は有限である」という記事を発見。

ロイ・バウマイスターという心理学者が行った実験によると、クッキーを食べることを許可したグループと我慢するように命じたグループに分けて難しいパズルをやらせたところ、クッキーを食べたグループの方がパズルをより長い時間取り組んだそう。

クッキーの我慢を強いられたグループは「我慢の蓄え」がすでに消耗しており、新しい課題を与えられるとすぐに投げ出した、とあります。

そうか。私は仕事で疲れてしまって「我慢の蓄え」が消耗していたんですね。

さらに記事は続きます。

「意志力は有限な資源」なので無理に手を広げすぎてはならない。決心はたくさんではなくてひとつにすべきだ、とのこと。

なるほど。私があれやこれやに手を出してしまって、結局ひとつもものにならないのは、「意志力」が枯渇してしまうからなのでしょう。

Amazonで調べてみると、この心理学者の著した「WILLPOWER 意志力の科学」(インターシフト)という本があるようです。2011年のamazon.com年間ベストブックらしい。

「意志力は有限である」というのは有名な話だったんですね。知りませんでした。

これは買わねばと思い、その前にこの本の感想を書いている人はいないかと思って他のWebサイトを探していると、この説に対する反論記事を見つけました。

Harvard Business Reviewの「意志力にまつわる30年の誤解を解く」という記事です。

最近の研究では、先のクッキーの実験の結果を再現できなかったというのです。

この記事は、自我消耗の徴候は「意志力は有限の資源」だと「信じた」被験者でのみ観察されたという研究も紹介しており、プラセボ効果(プラシーボ効果)であろうと結論付けています。

そうですか・・・。

まだ本も読んでいないうちから反論の記事を見つけてしまったので、何も判断できないのですが、どこに視点を置くかでどちらも正しい部分はあるような気も・・・。

とりあえず今回は、横着をしないで自分でやる気を出す方法を考えましょう。