プラユキさんは相談者の夢を聴いて心理療法的なこともやられているようです

先日、プラユキ・ナラテボーさんと魚川祐司さんの対談「悟らなくたって、いいじゃないか」(幻冬舎新書)を注文したことを書きました。

今日届いたのでサッと目を通してみたら、これがものすごく面白い。

面白いところがたくさんあるので、一通り読んだら整理して、そのうちブログに書いてみようと思います。

ちなみにこの本の中から一つだけ。プラユキさんのお寺では、瞑想指導だけでなくカウンセリング的なこともやってらっしゃるのだとか。

何でも相談者の夢を聴いてカウンセリングに応用するという、心理療法的なこともやられているらしい。

以下、抜粋です。

「最近は臨床心理士の資格を持っている僧侶の方も増えてきたようですし、それこそ「マインドフルネス」の流行との関係で、心理療法と仏教のコラボレーションは、むしろ普通のことになってきているんじゃないかな。私も最近カウンセラーやフォーカシングの先生とのコラボ講座とかやってるよ。」

へぇー、そうなんですか。

プラユキさんの他の書籍を調べてみると、「自由に生きる」(サンガ)という本の紹介文に、「認知行動療法の心療内科医・熊野宏昭氏との対談を収録」なんて書いてあります。

ずっと先だと考えていたライフワークを今から取り入れて行くことにしました

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて、ASK アクティブシニア交流会さんが活動を休止されています。

月二回開催される交流会の運営などのために、いつも忙しく準備されていた役員の方々は、今どうされているのかなと思ったりします。

私の親はASK会員の平均年齢七十代より十歳くらい上なのですが、十年くらい前まではASK役員の方々のように、毎日のように出かけていました。

さすがに八十代も後半になるとほとんど毎日家にいて、暇そうにしていることも多いのですが、本人からすれば暇で困っているというわけでもないようです。

一方でASK役員の方々が同じように家にいることになると、やっぱり暇で困るだろうなと推測しますが、緊急事態宣言によってそうもいっていられない状況にあるんじゃないかと思います。

そう考えると、ASKさんの活動はシニアの方にとっては理想的なことのように感じます。

私は以前よりそのことを感じていて、だから今のうちから自分のライフワークを決めておいて、七十代になっても自分の仕事をしたいなと思っていたわけです。

ただ想定外だったのは、世の中がこのような状況になってしまったこと。

好きで関わり続けたことは批判されたとしても揺らぎません

今日インターネットを見ていたら、私が今準備しているライフワークの内容の一部に関して、ある著名な文化人の方が「評価できない」とおっしゃっている記事を見つけました

その方はベストセラーの著書があり、私もリスペクトしている方ですので、もし以前の私であれば気になってしまって、「この方がそういうならやめよう」とライフークに含めることをやめていたかもしれません。

確かにその方の「評価できない」理由を読めばおっしゃるとおりです。

しかし今は、それをライフワークに含めることをやめるつもりはありません。

というのも、私はそれについて長年関心を持ってきましたし、その文化人の方の評価は、それを一つの側面から見た結果に過ぎないと思っているからです。

考えてみれば簡単なことで、それ(ライフワークの内容の一部)についての情報は、その文化人の方が持っている情報量よりも、私が持っている情報量の方が何倍も多いので、いろいろな側面から判断できるんですね。

今回分かったことは、好きで時間をかけたことは、いくら批判されたとしても自信を持ってその批判に反論することができるということ。

もし反論できないとしても、それを好きでいることは揺らがないということ。

マインドフルネスや瞑想をやることは自然なことになるのかもしれません

今日、新型コロナウイルスの新規感染者は東京で15人、福岡でゼロとのこと。

かなり減ってきたのでひと安心ですが、ゴールデンウィーク明けの繁華街で人出が増えているようなので1、2週間後の統計が心配です。

東京都の小池知事がおっしゃるように、海外を見ても第二波がいつ起こるか分かりません。

自分も気の緩みに注意したいと思います。

こんな時期なので、昨日は瞑想のことについて書いたのですが、今日ネットを見ていたらNHKのETV特集「緊急対談 パンデミックが変える世界 〜海外の知性が語る展望〜」についての記事を見つけました。

アメリカの国際政治学者、イアン・ブレマーさんや、世界的なベストセラー「サピエンス全史」などの著者、ユヴァル・ノア・ハラリさんのインタビュー番組とのこと。

番組の中で、ブレマーさんは犬を飼うことや毎朝瞑想をすることなどを提言されていたようですし、ハラリさんも瞑想をすることなどを提言されていたようです。

ちなみにハラリさんの瞑想はヴィパッサナー瞑想。毎日2時間も実践されているそうです。本格的ですね。

お二方ともマインドフルネスではなく瞑想というのが印象的でした。

コロナの影響で、世の中の仕組み自体が変わらざるを得ない状況になっています。

「瞑想難民」なる言葉を知ったので瞑想を勧めることにも慎重になろうと思います

このブログで何回か書いていますが、私は瞑想をすると心が落ち着きます。

瞑想といってもそんなにストイックなものではなく、ティク・ナット・ハンさんの「ブッダの〈気づき〉の瞑想」と「ブッダの〈呼吸〉の瞑想」(共に野草社)という本を参考に、「息を吸いながら○○、息を吐きながら○○」などと唱えながら呼吸をするだけです。

コロナの緊急事態宣言によって外出自粛が長引いているせいで、心が疲弊している人が増えているようなので、瞑想はいいものですというようなことを書いた記憶があります。

そんな中、今日「瞑想難民」なる言葉を知りました。

プラユキ・ナラテボーさんと魚川祐司さんの対談「悟らなくたって、いいじゃないか」(幻冬舎新書)に出てくるようで、何でも昨今の瞑想ブームのせいか、本格的な瞑想をやったが思い通りの効果が得られずに失望したり、精神状態を悪化させたりする人のことをいうらしい。

あれま、そうなんですか。無責任に瞑想を勧めてはいけないかもですね。

ちょっと心配になったので、その「悟らなくたって、いいじゃないか」という本を注文しました。

自分の場合瞑想を始めたのは、ずいぶん昔に坐禅の入門書を買ってやってみたのが最初です。

最近ブログのネタが思い付かないのは世の中の多様性の問題かもしれません

Yahoo! JAPANのようなポータルサイトを見ていると、当たり前なのでしょうが、ほとんどが新型コロナウイルス関連の情報ばかりです。

一見関係ないグルメや家電紹介のような記事でも、コロナのために外出自粛をしている人が多いからこそ書かれた記事みたいな。

なぜこのようなことを書いているかというと、ブログのネタが探しにくく感じたからなんですね。

以前は「今日は何を書こう」と思ったら、しばらく考えてネタを思い付いていたのですが、最近はどうも思い付かない。

思い付かないというより、ほとんどがコロナ関連になっちゃうんですね。多様性がなくなったような感じ。

困っていらっしゃる方が大勢いる状況でもありますので、ブログの内容が配慮を欠いたものになってはいけませんし・・・。

単に自分に才能が足りないということでもあるのですが。

というわけで、ここしばらくは最近読んだ本のことでも書いて行こうかなと考えています。

すきま読書をしている程度なので、何日も続けて同じ本について書くかもしれません。

あ、それに毎日易を立てていますので、それについて書くかもしれません。

大念処経の解説を読みながらこのブログで考えてきたことを整理しています

片山一良著「パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ―『大念処経』を読む」(大法輪閣)を読んでいます。

大学教授で曹洞宗のお坊さんでもある片山さんの大念処経(マハーサティパッターナ・スッタ)の解説です。

大念処経は、このブログでもご紹介したティク・ナット・ハン著「ブッダの〈気づき〉の瞑想」(野草社)やマハーシ・サヤドー著「ヴィパッサナー瞑想」(サンガ文庫)の元になったお経です。

上座仏教のお経ですが、片山さんが曹洞宗のお坊さんなので、大乗仏教や禅の膨大な知識と共に解説されています。

こりゃ何回も読まないと、私の頭には入ってきません。

以前ブログで、易経や陰陽五行占術は生き方や人の資質などを、実に的確に教えてくれるというようなことを書きました。

ただ、例えば「あなたは○○なので心に葛藤があります」といわれたときに、じゃあその葛藤をどうすればいいの?と途方に暮れるときがあったのですが、そのようなときには、この大念処経や安般念経(アーナパーナサティ・スッタ)が解決の糸口になるんじゃないかと思います。

このことは、ティク・ナット・ハンさんの本を読んだときに感じました。

コロナとは長丁場になりそうなのでストイックになりすぎないように自粛を続けます

緊急事態宣言の解除に関するニュースがありました。

西村経済再生担当大臣が記者会見で、新規感染者が一週間確認されていない17の県について、14日をめどに解除の対象になりうるという認識を示したとのこと。

確かにゴールデンウィーク中の人出は例年に比べて極端に少なかったようですし、今日の新型コロナウイルスの新たな感染者は96人と、緊急事態宣言発令後、最少だったようです。

緊急事態宣言が発令されてから一ヶ月、自粛疲れを感じている方は多いんじゃないでしょうか。

そのことを感じたのは、昨日食料品を買いにスーパーに行く途中でバーベキューをしている匂いがしたからです。

話し声などは聞こえなかったので、ご家族でやられていたのだと思います。

こんな状況じゃなければ、大勢の仲間とともにワイワイ盛り上がりたかったんだろうな・・・と思いました。

なんせゴールデンウィークですもんね。

私も毎年この時期は、普段会えない友達と天神で飲んでいることが多いです。

近所のディスカウントストアは家族連れで驚くほど混雑していたので、息抜きも兼ねて外出してきたんじゃないでしょうか。

それにYahoo!JAPANを見ても、自粛疲れやコロナ疲れに関する記事が多いです。

精神疾患を引き起こす抑圧の感情はふやすことばかり考えていたからだと思います

易経を覚えるために、毎日「今日はどのような日になるでしょうか」と占い、その結果を解説書を読みながら自分なりに解釈しています。

今日出た卦(か)は山沢損(さんたくそん)。

本田濟著「易」(朝日選書)によると、「この卦は泰から来た。泰の下卦の陽爻の一つを減じて上卦に増したのが損である。下を損(へら)して上に益(ま)す。つまり人民の富を損(へら)して君主の収入を益(ま)すかたち。」とあります。

目からうろこだったのは、河村真光著「易経読本」(光村推古書院)の以下の解説。

「要するに山沢損の卦は、人は何かを失う(損らす)ことにより、何かを得る(益する)。つまりはこの面に着目している。 (中略) ここは明らかに、人生〈へらす〉ことを心がけるなら、その分悩みから遠ざかることができるが、〈ふやす〉ことばかり考えると、それが手かせ足かせとなり、ついには動きがとれなくなるとする伝統的な考え方が根底にある。老子の説く「これを損し又損し、以て無為に至る」、この境地こそ、古来中国知識人の最も理想とするものである。」

ブログでたびたび書いていますが、昔私はパニック障害で通院していたことがあります。

不安神経症から来る抑圧の感情が、原因の一つだったように思います。

今の外出自粛生活などの影響は今後もずっと続いて行くのでしょう

日本人は今回の新型コロナウイルス対策でいろいろなことを始めました。

テレワークやリモートワーク、メーカーの生産拠点の国内回帰、活動の自粛や休業要請、テレビにおけるタレントさんのリモート出演、オンライン飲み会、ビデオ電話でオンライン帰省、手洗いの徹底やお店の入口の消毒液、etc・・・。

日本人は以前よりマスクをするという習慣がありましたが、今やっていることのうちいくつかが、今後も定着して行くんでしょうね。

例えば、リモートワークやテレビにおけるリモート出演のようなリモートの活動は、これまでもやろうと思えばできたのでしょうが、人と人とが直接会って話すことが大事みたいな風潮があったので、あまり普及していませんでした。

でも明らかにリモートの方が効率的な場面も多そうなので、今後も定着するんじゃないでしょうか。

それに今回、会社の事業の内容によって大きく明暗が別れました。

主に外国人を見込んだ観光業の売り上げの落ち込みはひどいようですし、飲食店などは従業員の給料やテナント家賃が払えなくて困っているようです。

このようなリスクは起きる前はなかなか想像できませんが、今回の経験でリスク管理が意識されるようになるのでしょう。